もてぎで滑って走れなかったVTR1000SP1のクラッチを交換しました。
まずは購入した部品です。
下の丸い二つがジャダー対策部品です。
カバーを外すとこんな感じです。
見えている6本のボルトを抜くとクラッチを分解する事ができます。
オイルを抜かないといけないかと思いましたが、サイドスタンドで作業するとオイルは出てこないので抜かずに作業できます。
プレッシャープレートを外したところです。
見えているのがフリクションディスクです。
これを外すとプレートが出てきて、交互に入っています。
この画像、実は一旦外したフリクションディスクを戻して撮ったもので、本当は一番外側のフリクションディスクは浅い溝に突起を合わせて組むのが正解です。
当然組付け時はそのようにしました。
読みにくいですが
Install the tabs of outside clutch disc A into the shallow slots of the clutch outer.
って書いてあります。
clutch disc Aと言うのは両サイドのフリクションディスクに該当します。
Shallowは浅いという意味。(当然辞書で調べました。)
ただし、私はSP2の対策部品を購入したので、一番奥のフリクションプレートが違います。
外したフリクションディスクの厚みを簡易測定。
限度が3.5mmでちょうど3.5mmくらいでした。
組立の画像を撮り忘れたのでこれでお終いです。
新品のフリクションディスクの厚みは3.8mmくらいでした。
エンジンかけて、ギア入れてクラッチが切れ、つながることを確認して終了。
実は分解した状態で部品が届くのを待っていたので時間的には結構かかっていますが、実作業時間は1時間程度だと思います。
さらに、その待ち時間にDucati ST4Sのオイル交換を行っています。
それは別に書きますね。