Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

私のバイク遍歴(その4)

家族にサーキット走行がばれて父親を激怒させてしまったのでバイクに乗るのが非常に難しくなってしまい、30年近くバイクを所有することなく過ごしていました。
だから、この間に出たバイクをほとんど知らないんですよ。

さて、50歳近くなり大阪に転勤になって4kmほどの距離を通勤する事になりました。
徒歩10分→電車で1駅(2分)→徒歩10分で職場に着くんですが、全部歩いても45分くらいで着いちゃう。
自転車が最も経済的で適しているとは思ったんですが、ここはバイクで通勤するのが自分的には最高なので125ccのバイクを買って通勤する事にしました。​

​EN125​



(これまでの画像は本当に自分の乗っていた物ではありませんでしたが、これ以降は自分のバイクの画像です。)
中国産のSUZUKIです。
600㎞走行の中古です。

通勤にはちょうどいいサイズでそこそこ走るし乗っても結構楽しいバイクでした。

中華製の最大の欠点はタイヤでした。
それはそれは頼りないグリップで、ドライならまぁ我慢できるけどウエットではもう全然ダメ。
しかし、減らないので換えるのも気が向かないのでそのまま乗っていました。

ある日リアタイヤがペチャンコになっているのに気づき空気を入れましたが、翌日再びペチャンコでした。
パンクしていないし、入れればちゃんと空気圧があがるので???バルブ?と思って買ったバイク屋さんでバルブチェックしてもらったら大丈夫。
しかし、お店の社長さんが石鹸水をタイヤとホイールの間に塗ると沢山シャボン玉が膨らんだ。

タイヤとリムの間からエア漏れしてたんです、買ってから2年くらいだったでしょうか?

交換しかないとのことで費用を聞いたら、「うちだと高いからどこかの用品店で交換した方が良いよ。」と商売っ気のないお言葉、とりあえずここだとどのくらいか確認すると工賃入れて15000円程度とのこと。

その足でバイク用品店へ行って見積もりしてもらうと10000円以下。(工賃込み)
と言う事で、DUNLOPのTT-100に交換しました。

リアだけTT-100にして乗ってみたら、これが素晴らしかった!
タイヤはやっぱりハンドリングや乗り心地に大きな影響がありますね。

リアだけ変えてもこの変化だから、フロントも換えたらもっと良くなるとは思ったけどフロントはまだまだ溝もあるし、お金かけたくなかったのでそのまま乗っていました。

あと、一度ヘッドライトのバルブが切れました。
これはAmazonで買って自分で直した。

総じてとても良いバイクだったと思います。
通勤のみならず、休日のお出かけやジム通いにも活躍してくれました。

地元に戻ることになって持って帰ろうかとも思ったんですが、持ち帰る費用を考えて手放してきてしまいました。
約30年ぶりに買ったバイク。
これも自分にとっては思い出深いバイクになりました。

実は、このお話の時系列の途中でもう一台バイクを買っています。
それについては次回書きます。

次回につづく。