これまでスマホにデータロガーアプリ入れて、スマホ内蔵のGPSで計測していたんですが、スマホのGPSって1Hzなんですよ。
1Hzって言うのは1秒間に1回計測すると言う意味で、計測したタイムの秒未満の数値はあてにならないことを意味します。
(スマホのGPSをクロップアップしてせめて5Hzくらいに出来ないか?とネットを調べてみましたが、そんな情報は全くなく出来ないようです。)
私のようなヘタレにはそれでも十分なんですが、GPSって走行ラインも記録してくれるんですよ。
さすがに1秒に一度の記録で描かれる走行ラインはガクガクで使い物になりません。
さらに、コントロールラインを通過する時がデータ取得のタイミングから大きく外れた(おそらく直前で取得した)時はタイム計測してくれない事もしばしばあって以前から買おうと思っていたんです。
外付けのGPSでも1Hzと言うのもあるので、買う時にはちゃんと調べないといけません。
やはり10Hz以上の物を選びたいですね。
と言っても10Hz以上の物はとても少なく、実質10Hzが最高クロックです。
しかし、外付けGPSは色々あってどれがいいのか良くわからなかったのでこれまで放置してきました。
とりあえず、今使っている計測アプリ
play.google.com
で動作確認取れている機種から選択しようと調べたところ、iOS、Androidともに10Hzで動作確認が取れている
XGPS 160 GPS Receiver GPSレシーバー Dual Electronics社【並行輸入】
- メディア: エレクトロニクス
これでも10Hzなので1/10秒未満の数値はあてになりませんから、実際のレースでは使い物になりませんが、スポーツ走行のラップタイム計測では十分です。
さらにネットで調べると走行ラインはほぼ実際の通り描かれているようなので、走行ラインとラップタイムの確認にはとても有効だと思います。
ラップタイムを計測する方法には大きく分けて3種類あって、一つは今回私がゲットした
・GPS(正確にはGNSS:global navigation satellite system:GPSはGNSSの一種)を利用する方法
他には
・磁気方式(実際にサーキットで正確なタイム計測に使われている。サーキットに磁石を埋め込んで、その上を車両が通過する時に計測する)
さらに
・赤外線方式(赤外線の発光器をコースわきに設置して車両の受光部が赤外線を検知して計測する)があります。
それぞれ、良いところと悪い所があり
良いところ
GPS:GPSが受信できればどこでも使える
走行ラインの確認ができる。
スマホと連携してスマホアプリが使える。(動画とデータをオーバーレイ出来る)
磁気:タイム計測が正確(1/1000秒まで計測可能)
地上設備(埋め込んだ磁気)を自分で設置しなくてよい
赤外線:タイム計測が正確(1/1000秒まで計測可能)
悪いところ
GPS:タイム計測が1/10秒とレーシングラップの計測としてはアバウトすぎる。
スマホとの連携に相性が発生しやすい。(iPhoneでしか使えないとか、逆にAndoroidでしか使えないなど)
磁気:磁気が埋められていないサーキットでは使えない。
走行ラインを記録できない。
赤外線:地上装置を自分で設置しなければならない
走行ラインを記録できない
本気でレースやる人以外はGPSが主流だと思います。
磁気方式はサーキットでそれに対応した車載機器をレンタルしているところもあります。
(鈴鹿、もてぎにはあります。)
赤外線方式はほとんど使われていないと思います。
次の走行(4/30予定)から使おうと思います。
雨降んなよ!