Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

2輪 日本GP

125cc

今シーズン初どころか昨シーズンは1度もなかったということで、とんでもなく久しぶりのウェットレース。
こういう状況で速い奴は本当にバイクを操る力があるってことだ。
転倒続出で荒れたレースだったが、面白かった。
予選2位で期待された小山は腰抜け走法で14位。
こいつはそもそも勢いだけで走ってきたんだな。
見てるだけでこりゃだめだと思うような走り方だった。
その他の日本人も沢山出ていたが、せっかくの雨で普段は日の目を見ないプライベーターや下位選手にもチャンスがあったのに全然出てこなかったので本物はいなかったってことだろうね。
しかし、250ccやMotoGPはこのコンディションでどうなっちゃうのだろう?
ある意味楽しみでもあり、ちょっと不安でもある。

250cc

路面が乾いてきていていたが、むしろコンディションとしては難しくなっていたと思う。
日本人が二人トップグループに絡んでいたが、結局脱落。
しかし、125ccよりもはるかに高いレベルを見せてくれていた。
ポールポジションをとった選手はやはり勢いの選手だったらしく鳴かず飛ばず
タイヤの使い方など非常に面白いレースではあった。
250ccともなると、ドライでも滑るのでウェットコントロールができているライダーが多いのだろう。
転倒の数も125ccより少なかった。
2輪のウェットレースは神経がすり減るよ。
それに耐える精神力が最後は勝負なんだろうな。

MotoGP

こちらは路面が乾いていくという状況。
結果的には早めにスリックをはいたものの勝ちだった。
日本のテストライダーは終盤まで頑張っていたが、結局リタイヤしたが原因は不明。(転んだのだと思う)
やはりMotoGPはドライでのすごいライディングを見たかったな。
21歳のチャンピオン決定らしいが、F.スペンサーの方が若かったそうだ。
MotoGPはライダーの体重の影響を最も受けないクラスだと思うが、この新チャンピオンは小さくて軽そうなのでその分有利だろう。

ロッシはどうもフロントのカットスリックがあわなかったらしく、残念だった。
まぁ、メカニックとしてはカットした分ちょっとアドバンテージになると考えたのだろうが、乗ってるのがロッシって事を忘れているよ。
余計なことしなきゃいかん人じゃないのにね。