http://www.sankei.co.jp/news/morning/16na1001.htm
未だに人手で昇降させている踏切が存在した事に驚いた。
相当以前には良く年配者から踏切番の想い出話を聞いた事があり、単調な仕事の割にミスをした時の結果が重大となる嫌な仕事だと聞かされた。
主に深夜に寝てしまって遮断機を降ろし忘れると言うミスをしたが、幸い通行人や車がいなくて事無きを得たって話がほとんどだったが、今回のように眠っていたわけではない場面と言うのは現代ならではの事故だと思う。
おそらく、当事者の係員は親切な人だったのではないか?
ちょっとの間でも通らせてあげようと細かく上げ下げする人だからこそ、この様な事故になったと・・・。
昔は今ほど列車密度が高くなかったので、この様な事故はあり得なかっただろう。
結果として死者が出ているので、今回のミスは痛恨の極みだ。
亡くなった方はもちろんお気の毒だが、この係員もある意味犠牲者なのではないかと言う思いを禁じ得ない。
この様な踏切はとっとと地下を掘るか、橋をかけて立体交差にするべきなのだ。
自動制御では踏切が上がらないから人間にやらせるなんて、本末転倒も甚だしい。
非常に残念な鉄道事故だ。