Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

普通救急救命講習

会社で全員受講することになっているので自分も受講した。
やはりちゃんとした講習を受けると新たな知識が増えるので大変ためになった。
自分なりにキモだと思った点を記しておく。

自分が要救護者を発見して人を呼び集めた時、119番通報とAED運搬を依頼しなければならないが、その時は個人を指定して「あなた119通報してください。そちらの方AEDを取ってきてください。」と言う感じで指示する。
「どなたか119番通報とAEDをお願いします。」などと言うと、顔を見合わせて誰もやらない可能性があるとの事。

人工呼吸は抵抗があれば実施しなくても良いが、胸骨圧迫(心臓マッサージ)は必ず実施する。
また、人工呼吸を実施して要救護者が嫌がったら人工呼吸を中止する。(嫌がると言うことは必要ないという事)

のどに何かを詰まらせた場合、掃除機で吸い出すのは悪い処置ではないが、口に入れる時は電源を切った状態で入れ、その後電源を入れる事。(電源を入れたまま口に入れようとすると、舌を吸引してしまい目的が果たせない)


AED使用時バッグから取り出して電源を入れずにパッドを装着しようとする人が多かった。
まず電源を入れることを忘れないように!

こんな所、
特にAEDの電源入れ忘れは、12名のグループで全員練習して、前の人のを見ているにもかかわらず入れ忘れてしまう人が半分以上いたので少々驚いた。
実際の場面では最後まで電源を入れていないことに気づかないことはないとは思うが、何より電気で動作する機器を使用するに当たり電源を入れ忘れるという根本的なミスを多くの人が犯してしまう点はヒューマンファクター的にも興味深いものだった。

今回の講習が実際に活かされることが無いことを願う。

この講習を他の場面で活かせるように努力したい。