Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

近くで起きた交通事故

昨日近くで交通事故があったと聞いた。
今朝、その事故に息子の同級生とその母親が巻き込まれ、母親が死亡、子供が重傷だったと知った。
母上のご冥福を祈るしかありません。

簡単に状況を聞いたが、完全なもらい事故。不運としか言いようがない。
このような突然の不幸は現代社会においてある意味防ぎようがないことなのかも知れない。
もっと言えば文明の発達の副作用として、利便性の犠牲として甘んじて受けていかなければならないのかもしれない。
と、一般論的には考えることもできるが、身近にこの様な不幸が起こると一気に各論となり事故原因を作った者への批判となったりしてしまう。
これからの社会は、急速にこの様な利便性の犠牲のような不幸を許さない社会になっていくと思う。
自動車をなくすれば年間6000人の命が救われる。
自動車の持つ利便性を6000人の命と交換に放棄できるか?と言う単純なお話で、現在の日本では6000人の命を犠牲にする選択を取っていると言うこと。
ただ、放置しているわけではなく、約30年前の交通戦争(戦争で死ぬ人と同じくらい死亡事故が発生していた)と言われた時からは死亡者は半減している。
今後も努力が続けられさらに減るだろう。
テクノロジーによって発生する悲劇をテクノロジーによって防止しようと言うことだ。
行きつく先は昨日見た”2001年宇宙の旅”の様なものになってしまうのだろうか?