ちょっと忙しいので、テレビもろくに見てないしwebもチェックしていないけれど、今日になっても事故原因についてなんら報道がない気がする。
風の力で脱線したなら、当時の風速がどれだけである必要があるか簡単に分かるはず。
電車の車輪のフランジ(車輪の内側についている盛り上がった部分)がレールより上に持ち上げられる力ってとんでもない力になることは容易に想像できる。
その力が空気によってもたらされるための空気の移動速度って50m/sどころではないだろう。
事故を起こした電車の車重は40トンくらいのはず。
空気の力で、電車の表面積に対して40トンもの応力をおよぼせるものだろうか?
餘部鉄橋の事故は有名だが、あれは客車。
電車より相当軽い。半分くらいの重さしかないかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000149-kyodo-sociによると
軽量の通勤型車両では時速100キロで走行の場合、風速30メートル程度で脱線転覆の恐れがあるという。
事故車両は485系。
軽量の通勤車両と比較するのは到底無理な話だ。
事故に至るために必要な風速は科学的に計算するのは簡単だと思うが、未だにそれが発表されない点に疑問を抱かざるを得ない。