Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

土佐くろしお鉄道事故の起きる条件

これまでも色々書いて来たけど、今回の事故の起きる条件を整理する。
まず、確実なのは列車が車止めに衝突した速度は非常に高い。一説には100km/h以上との説もある。
と言う事はほぼノーブレーキと言える。
ことから、運転士は意識の有無にか変わらずブレーキを操作していない。
EBが動作していないらしい事から、運転士の意識は到着の1分前にはあったと言う事。
ならば減速ブレーキをかける時期には意識があったはず。
にもかかわらずブレーキをかけていない。
故障か故意にブレーキをかけなかったかのどちらかと言う事になる。
事故後の車両の3両目のブレーキは効いた状態だったので故障の可能性は極めて低い。

可能性1:ブレーキ故障
上記の様に考えにくい。
可能性2:運転士が運転中に意識不明となった。
EBがあれば動作する。
可能性3:EBが無い車両で運転士が意識を失った。
危険な状態だが車掌が列車を止める。
可能性3.5:車掌が列車を止める意識を持っていなかった。
可能性4:EBが故障した車両で運転士が気を失った。
起こり得る。が3と同様車掌が列車を止める。
可能性5:到着1分前以降に運転士が意識を失った。
確率的に低い。この場合減速ブレーキはかけているはずなので却下か?
可能性6:運転士が故意に減速せずに突っ込んだ。
最も簡単に結論づけられる。
にしても車掌は免責とはならない。