Goblin's Diary

バイクで鈴鹿サーキットを走ってます。色々書いています。

LANTANK kernel-2.6専用化

先日LANTANKのHDDがおかしくなって動作が不安定になったので、一度解体してHDDをLowlevel Formatした。
一旦ノーマルシステムをインストールしたが、やっぱりkernel-2.6系で使いたかったので、UNIX USER 2005.9月号を引っ張り出して再構築。

前回はノーマル環境を残した本の通りに構築したが、今回はノーマル環境が必要ないので2.6系専用として構築した。
base26-sh4-20060329-etch.tgzを使用。

要は、/dev/hda3を分割せずにFormatして、そこに2.6のシステムをコピー。
/dev/hda1を/bootとしてマウントするように/etc/fstabを書いただけ。
起動を確認したら、/dev/hda1はext3で再Formatしても良いし、そのままext2で使っても特に問題はないと思う。

LANTANK26:~# cat /etc/fstab
# UNCONFIGURED FSTAB FOR BASE SYSTEM
/dev/hda3 / ext3 defaults 0 0
/dev/hda2 swap swap defaults 0 0
/dev/hda1 /boot ext2 defaults 0 0

LANTANK26:~# mount
/dev/hda3 on / type ext3 (rw)
/dev/hda1 on /boot type ext2 (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
usbfs on /proc/bus/usb type usbfs (rw)

実は再起動の前にlilo -vをやり忘れたが、/dev/hda1は消していなかったのでノーマル環境が起動してくれ助かった。
シリアルケーブルを持っていて良かった。

LANTANK26:~# cat /etc/lilo.conf
linear
boot=/dev/hda
disk=/dev/hda
bios=0x80
timeout=50
install=/boot/boot.b-selk
default=debian26
image=/boot/vmlinuz-2.6.16-sh
label=debian26
root=/dev/hda3
read-only
append="mem=64M console=ttySC1,9600"

boot.b-selkを/bootにコピーしていないとlilo -vでエラーになる。

しかし、今日も
http://eggplant.ddo.jp/
は止まっていて必要なもの(特にSSH)が入れられない。
sargeならミラーがあるがetchには無いので動いてくれることを願おう。

以上は作業を完璧に行えば、シリアルケーブルは必要ないが、私のようにliloのやり忘れなどするとシリアルケーブルが無い場合はノーマルシステムのインストールからやり直すしかなくなります。